地球語の試案 表音補助括弧


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内容が表音または特別な表音であることの表示 ・ 固有名詞の音声の省略的表現 ・ 音声の分類、整理

地球語の「試案」では、記号を表意・表音に兼用するので、
システムの区別や音声の整理を容易にするために補助括弧を用います。

  は、表音システムのための補助括弧です。次のように使用します。

 

内容が表音または特別な表音であることの表示

固有名詞の音声の省略的表現

情報時代には、固有名詞も世界共通が望まれるのはいうまで もありません。
地球語では、地名や歴史上の重要人物名などの固有名詞をオリジナルの発音に従って表記し、
その略記の仕方も協議しながら一定にしてはどうでしょう。

固有名詞の略記には2つ方法があります。
@ 名前の意味が重要素の場合:主要な意味を表意字母で「重ね文字」とし、
右囲いの表意括弧に入れて略字とします。
国名・特徴的な土地や山川の名などでは憶えやすくていいでしょう。

A 音声が主体の名前の場合:オリジナルの発音の表記の中から代表記号を選んで 重ね、
右囲いの表音括弧に入れます。
共通化には、略字同士が重複しないよう記号を選んで設定するといいでしょう。

いずれの場合にも、略字の中に名前を思い出す手掛かりがあります。
また、補助括弧があるので固有名詞の略字だと一目でわかります
外国暮らしの中では、固有名詞と普通名詞の聞き分けが苦労の種です。
共通社会では、固有名詞がそれとわかり、さらに何の名か、
その種目まで即座に明らかに伝われば助かるでしょう。

仮に Washington の略字を上記のように と決めたとします。
その名は、人名のこともあれば、州、都市、 通りの名や、山、川の名前である場合があります。
文中に突然この名前記号だけが出てきたのでは、背景に馴染みのない者は戸惑うでしょう。
そこで何の名前かを区別するために次の備えをします。

(dl, pr): 右囲いの表音括弧(pr)に入った名前の略字の直前に、
左囲いの表意括弧(dl)に、人・民族・グループ・大陸・ 山・川・国・州・都市・街・通りなど、
該当する内容を表す表意文字を入れて配置し、固有名詞が何に関するものかを同時に伝えます。
この2つの括弧に文字や記号が挿入され、配置されると、
それは、音声を省略した固有名詞(右)とその内容を説明する表意文字(左)であることを示します。

略字と同様の考え方で、一般の個人やグループもロゴを作って自分を指す固有の1文字として
活用できます。筆者はファーストネーム「ヨシコ」のサインに、必要な表音記号を横に並べないで
みんな括弧の中に積み重ねてロゴにした印鑑を使うことがあります。
この略字は、キショー、ヨシキ、キヨシなどと日本名だけでもたくさんの名に兼用できるわけで、
自分一人だけのアイデンティティーを示すコードでは決してありませんが、
アルファベットのイニシャル以上には判別効果があると思います。

補助括弧の代わりに独自の枠をデザインすれば、商標、学校や企業のマ ークなどとして使うこともできるでしょう。

1文字で示されるロゴでは、重ねられる記号数に限りがあります。
各個人のアイデンティティーを判別するコ ードには、ロゴ、名前の音声の全表記、
生年月日・出生地・根拠とする文化や地域・所属する 組織などを表意文字によって
前後に加えていく必要があるでしょう。

この法則に則ってご自分の名前のフォントを重ねてロゴを作っ てみてください。

音声の分類、整理

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