地球語の備え

目的

初心者が独りでもできる利用例

のちの応用・展開

表意文字と
その構成のしくみ
文法

・フォントのダウンロードとアスキー解説
・地球語概要
・基礎記号一覧
・基礎文字のイメージ
・文法
・字典索引
・イラスト事典

＊地球語フォントを使って異文化の比較や議論を積み交流を楽しみながら国際間で地球語字典を育てるサイトができればと願っています。

簡潔でビジュアルに早く訴える

・よく使う内容の速記に：
数：､順番：､合計：､差：など漢字より簡単な文字がたくさんあり、形の組み合わせの理屈がわかると一度使えば忘れません。ノートの中に常出する単語にちょっと使ってみませんか？
・をお好きな記号に重ねると、自分専用の意味に設定し秘密記号として使えます。他人にはわからない記号をもつのって愉快じゃない？

・マインドマップや地図の詳細書き込みにアイコン的に使うときれいで速くひびきます。
・理解人口が増えると、広告などにも効果的に使えます。
・それらは固有文化の違いを越えてどの国の人々にも直接伝わるので、国際商品のラベルやマニュアルはやがて地球語表示だけになるかも？

幼児の識別能力を高めながら母国のことばを憶えるのを助ける

木：、花：、太陽：、など基礎語は象形でわかりやすいので幼児がことばを憶えたり、形の識別遊びに使えます。何の記号かを当てるサンプルがここにあります。子供と遊びながらご一緒に記号になじんでください。

幼児や子供のためのさまざまなゲームや、カラフルな文字絵をそれぞれの言語で読む絵本など、多様な創作を生み出せます。
それらで育った世界の子供たちが地球語で対話を進めながら地球語をさらに練り深めてゆけます。

日常語の再認識

比較文化

思考は分解と統合でひろがります。地球語はそれを脳の外で視覚的に助けます。日常何気なく使ってることばを分解してみるのは普段の自分を客観視するのに似ています。
現在字典はまだラフな設定しかしていません。あなたのお得意の分野の概念について地球語の記号で再考してみると新鮮な気づきやアイデアが浮かぶことでしょう。ご意見をシェアしてくださいね。

例えば「唇」などという単純な概念でも、日米語ではその領域や使い方が異なる場合があります。地球語の普及を待つまでもなく、いろんな文化圏からみんなで話し合いながら字典を細部まで検討・充実させる必要がありますが、その過程自体が、自分の文化を省みながら他への理解を深める地球民文化の普及につながります。

人々は地球語を介して地球の反対側にも視点を持つことができ、ローカルを大切にしながら地球人としての自覚を備えはじめます。持続可能な地球社会を築くのに不可欠な意識です。

各個人の健康と意思・意識のコントロールに

・単純なシンボルを繰り返し見ると、そのイメージに牽引される力は強まります。自分の今目指す内容を表すシンボルを字典から選んで、書いて壁に貼るなどして、意識高揚のセルフコントロールにお使いください。
・逆にランダムに拾った記号のイメージを調べ重ねておみくじのように今の自分への助言として受け取る遊びも考えられます。

身体内部の器官や自然循環の地球語記号マンダラを計画中です。身体の内部世界や環境を見渡し、感謝し、常に流れが滞らないよう意識を整えることで各自の健康とエコの回復につながればの考えからです。

造形
模様遊び

・地球語フォントは表意という機能を忘れて重ねタイプすると楽しい模様を多様に作り出します。カラーやテクスチュアを加えて幾何学模様をテキスタイルやインテリアにどうぞ。模様を見てるうちにイメージが動き出せばしめたものです。
・模様中の基礎記号を当てる遊びは脳の回転を鍛え、後に文字として使う予備運動になります。

・地球語が普及すれば、個人や団体を表す表意アイコン・ロゴ作成の機能活用が予想されます。
・建築空間やクラフトの中にシンボルパワーを生かすグラフィック的活用もひろがるでしょう。

文書記録

文学

文字絵

・まずは日記のお天気マークだけでも地球語で簡素化しませんか？(例：晴れ：、雨：、曇り： )

・表意文字を日記などに挿入試用すると、その部分を後で見つけやすくなります。最初から全部地球語でと無理をすると続きにくいので、日本語や矢印などとの混合書きから気軽にスタートしましょう。

・文章は構成しないで象形文字を絵のように構成するカードやピクトジョ−ク、詩なども可能です。絵や文章の創作が苦手な人でも、もしかしてこんな方法ならやってみたくなりません？

・文法を用いる論理的表現のほかに、視覚的に訴える表現法も育つでしょう。翻訳実験の場「月刊詩のコーナー」で日・米・地球語の表現例を比較してみてください。地球語は共通にわかる要素に組みなおして翻訳しています。
・俳句やキャッチフレーズなどで適切なことばを決める前に地球語要素の集合としてイメージを書きとめられるようになれば便利でしょう。記号の基礎知識を学ぶだけで多様な創作の可能性がひろがります。
・固有文化ベースでなく文化を越えるテーマの文学ジャンルが育つでしょう。地球語の書物や字幕つき映画は、世界中でじかに母語で読まれます。
・表現のあやは地域や時代で差ができても言語の基礎は一定してるので、地球語での事実の記録はいつまでもどこでも参照可能なデータとして残せます。

学問研究

分類

発明発見への刺激

・漢字やつづりを知らないあやふやなことばでも、地球語ではその内容要素からサーチできます。
・ランダムにフォントをタイプしてみてください。そして入力した記号の意味を字典でご覧ください。記号のイメージが重なりあって思いがけない概念が浮かび上がり、新発想の刺激になるかもしれません。迷ったときに進むヒントが潜んでいるかもしれません。字典にまだ出ていない無数の重ね文字は、今は未知の物象に対して将来当てられてゆきます。この組み合わせは何を示すことになるのだろうと想像を掻き立てられます。

・現在ラテン語で行われている生物分類名よりずっと見てわかりやすい分類と学名づけができます。
・その他の学術用語も表意括弧を利用し英語の頭文字より情報量が多くしかもコンパクトな整理が可能です。
・数学やさまざまな学問上の記述の今後の工夫展開の可能性も開いています。自然ベースの要素を重ねながら考えるとき、新発想へと刺激されます。

文字コミュニケーション：

視聴覚の不自由な人

・周囲の親しい間でも、ただしゃべるよりインパクトを与えるには、簡単な記号で内容を代表させてマインドマップ的補佐をするといいでしょう。
・憶えたての地球語文字をＥメールなどで友人と交換し合うと、楽しみながら習得が加速するでしょう。
・地球語は盲聾唖者にもわかりやすくできています。地球語準備への彼らの参加によって、さらに使いやすい工夫ができるかもしれません。現在各国語を基にした手話や点字を強いられている彼らの世界を広げ彼らの知恵をもっと吸収できるよう、身近にそのメンバーがある方は、ぜひご一緒に地球語の試用をお進めください。盲聾唖者と健常者が地球語の触覚文字や筆談や手で表す手話を通じて対等に近い交流が成り立ちます。（下の手話も参照してください。）

・メールサーバーにも依りますが、現在地球語フォントによる直接伝達が可能です。異文化間の交流からは、発見や刺激を多く受けることができます。
・異言語の相手との対面会話では、それぞれ母語で話しながら表意文字の筆談またはそれを手で表す手話で伝えます。
・国際会議などでは、資料を地球語で準備し、それぞれのことばで語りながら資料を示して発表します。
・視覚記号を基とする地球語共有社会なら、将来どこでどんな状態に陥っても伝達の道はふさがれないで済みます。

表音記号

意味とは無関係な名前などの発音表記

・地球語の表音のしくみは名前や音声のみを伝えるもので、基礎をほぼ完成しています。まずはご自分のお名前を外国人からも正しく読めるようつづり方を考えてみてください。意外に難しいかもしれませんが、あらためて発音を反省するきっかけになるでしょう。
・発音のしくみを知ることで、同じ発音器官を異なる使い方で話す異言語同士が互いに敬意を寄せ合うことができます。
・あなたの名前の音声ロゴも作りませんか？何の名か、ロゴかを示す表示も伴うことができます。

・国際表音文字よりもわかりやすく、 外国語の発音のしかた説明に便利だと言語関係の先生方から好評をいただいてます。

・現状では国語によって名前の読み方が異なるので固有名詞が伝わりにくい状態です。世界中が名前をオリジナルの発音で呼ぶよう努力でき、伝わりやすくなります。

特殊な発音の記録、

医学

・アルファベットやカナでは表現できない音声が無限にありうることに多くの人は気づきません。（このしくみを考えた私自身もそうでした）さまざまな発声に挑戦してみてください。記号をたどりながら、ヒトがどんなにすばらしい音声器官に恵まれたかを認識しなおして新しい気持ちでご自分の発声器官と付き合う機会にどうぞ。

・失われそうな方言や時代語の記録に録音録画とともに使えば再現に役立ちます。（録音録画だけでは発音の仕方がわからない場合があります。）
・ファンタジー人工言語の創作が将来も人気がつづくでしょう。地球語はどんな音声にも対応するのでそれらの読みを仲介する記号としても便利です。
・ユニークなアカペラ、音声ものまねなどの記録を助けて、それらのアートを支えます。

息の仕方を考える

・息の仕方さえ無数にあります。呼吸には肺の周りの筋肉の働きが重要ですか、音声器官も呼吸調節にかかわります。自分はどんなときにどんな呼吸をしているか、意識的に変えるとどうなるか、新しい自分発見にも表音のしくみをお使いください。（参照）

・いびきの呼吸メカニズムや音を記録すると、医学的な治療に役立つデータができる可能性もあります。

地球語手話
および
身体記号
（体全体や目の動きなどで表現する記号）
＊文字や手話をなぞるか拡大するだけなので特別の学習なしに多手段に展開できます。
各記号の手話は字典に出ています。

心身の 健康を 保つためのアート

体の動きとシンボルのイメージ力を使った地球語瞑想体操で疲労回復しませんか？体とイメージのつながり作用を感じてみてください。言語習得前に今すぐにもできます。音声言語では不可能な効用です。

無声でもドラマを語るダンス、体で表現する「詩」などを独りまたは集団で演じる新アートが展開します。

手話や身体記号による体の記憶、

サイン

・体中で学習する習慣の面白さを味わってください。
手話・身体記号でも自然な表意しぐさになる場合が多いので体を動かして学ぶと忘れません。
・家族や仲間の間で、ＯＫ・いやだ・反対よ・ありがとうなどの簡単なサインだけでも普段から共有しておくと、来客との会話を邪魔せずに合図が成立します。
・幼児や児童を指導中の無声の合図として、静かに！・注目！・質問！などいくつか常用すると声より効果的に働いた体験があります。また簡単な内容を手話を駆使して仲間に伝え届ける競争ゲームなども面白いことでしょう。
・コンピュータや電話などの機器を使わない伝達で、原始以来のヒトとヒトの付き合いの愉快さを挽回しましょう。

・騒々しい工事場などでは仲間に遠くから身体記号でメッセージを送れます。
・伝達相手との位置関係によってその他にも臨機応変に伝え方を変化できます。詳細は未定ですが、興味のある方は手段ごとの細部ルールを考えてみてください。

目や耳の不自由な人も共通する表現

・周囲に目や耳や会話の不自由な人がいれば、一緒に少しずつ文字とともに使ってみましょう。盲人の場合には手の形のサインに触れてもらいながら。

・手話は聾者と健常者間の会話を自由にし、盲人の触覚文字も点字と異なり健常者は目で読めます。
・地球語の基礎知識さえあれば、突然の事故にみまわれても対応する手段によって意思疎通できるので、地球語学習は伝達の災害保険としての備えになります。

異文化間の伝達交流に

まずは「こんにちは」の挨拶オールマイティーの手話や「ありがとう」「うれしい！」、質問や依頼を伝えるなどの簡単な手話や、瞑想体操に出てくる基礎語の手話だけでもとりあえず家族や仲間と共有して使い気分を味わってください。いつか外国人と交流を開く糸口になるかもしれません。

・それぞれ母国語を話しながら自分で手話通訳し、どの伝統文化からも中立の自然をベースとする対話が進められます。マイノリティーのない伝達社会を招きます。

・ゼスチュアを混ぜながら手や全身で歩み寄って伝え合う習慣は、全人間的な表現を取り戻し、社会全体の人間性の回復につながります。

音声記号

音声で
伝達

・各記号に１音節の名前がつき、その音節で文字のイメージを呼び出すシステムです。音声ことばのように働きはしますが、イメージと音声の間の取り合わせには民族差があり地球語の文字のように直接的にはひびきません。これはまだ試案にとどめています。
・記号が見えない盲人の家族がある場合や音声の記憶力が優れた音声大好きさんはどうぞ試用してみてご意見をください。

・国際間でも母語を話すことを優先し、母語を護ろうとしていますが、機械を使える場合には声で文字入力できるのも悪くないと考えました。そこで音声は、憶えやすく発音の難度が低く、機械にも間違いなく聞き取れるように設定しています。
未来の地球人にローカル人と地球人としての両自覚が育つころには、地球語の音声伝達の機会がふえるかもしれません。